Q14:イムノクロマト法ではなぜ呈色してくるのですか?
検体がセルロース膜上を毛細管現象によりゆっくり流れ、あらかじめ準備されたモノクローナル抗体結合金コロイド(紫色部分)と免疫複合体を形成しながら平行(ラテラル)移動し、あらかじめ準備されたキャプチャー抗体上(判定ライン)に免疫複合体が集中して捕捉され、更にあらかじめ準備されたキャプチャー抗体上(コントロールライン)にモノクローナル抗体結合金コロイドのみが集中して捕捉され、陽性の場合はキャプチャー上(判定ライン及びコントロールライン)が呈色してきます。
陰性の場合はあらかじめ準備されたキャプチャー抗体上(コントロールライン)にモノクローナル抗体結合金コロイドのみが集中して捕捉され、キャプチャー上(コントロールライン)のみが呈色してきます。