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よくあるご質問

Q11:レジオネラ・ニューモフィラ1群(SG1)を感度特異性としたのはなぜですか?

レジオネラ属菌は50種類以上が知られていますが、国立感染症研究所、感染症情報センターの病原微生物検出情報月報(IASR)2008年12月号(IASR Vol.29p327-328)の検出病原体(起因菌)の報告例では、レジオネラ・ニューモフィラ1群(SG1)が一番多く、また、集団感染事例の多くが1群(SG1)であること、更に、2006年度の調査では、冷却塔水及び温泉循環風呂などいずれにおいてもレジオネラ・ニューモフィラ1群(SG1)が一番多く検出されています。

これらの情報を基に感度特異性をレジオネラ・ニューモフィラ1群(SG1)としました。

「参考」
2012年6月29日、レジオネラ レファレンスセンター報告*が横浜で開催された資料で、2007年8月から2012年5月まで226株の調査でレジオネラ・ニューモフィラが219株(97%)検出、その内、183株(84.7%)と高い確率で検出されています。
*衛生微生物技術協議会 第33回研究会

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