Q3:温泉水・浴槽水の規定値(検出されないこと;10CFU/100mL未満)を超えるレジオネラ属菌の濃度として、どの程度の事例がありますか?
以下の例があります。(IASR*や新聞報道などから編集)
1)群馬県入浴施設の例
1,350CFU/100mL(IASR:レジオネラ・ニューモフィラ1群);2008年3月の事例;患者発生)
2)宮崎県・日向サンパーク温泉の例
最大1.5×106CFU/100mL(平成14年7月の事例;患者発生)
3)新潟県・糸魚川市の入浴施設の例
150CFU/100mL(新聞報道;平成21年8月の事例;患者報告なし)
4)新潟県・上越市の入浴施設の例
52,000 CFU/100mL(新聞報道;平成21年4月の事例;患者発生)
5)新潟県・佐渡市の入浴施設の例
180 CFU/100mL(新聞報道;平成21年1月の事例;患者報告なし)
6)千葉県・山武市の入浴施設の例
73,000 CFU/100mL(新聞報道;平成20年12月の事例;患者報告なし)
7)群馬県・みなかみ町の入浴施設の例
18,000 CFU/100mL(新聞報道;平成23年11月の事例;患者発生1名死亡)
8)山口県・豊浦町の入浴施設の例
70 CFU/100mL(新聞報道;平成24年4月の事例;患者発生)
9)神奈川県・横浜市の入浴施設の例
230 CFU/100mL(新聞報道;平成24年4月の事例;患者報告なし)
10)岐阜県・海津市の入浴施設の例
700 CFU/100mL(新聞報道;平成24年5月の事例;患者報告なし)
11)新潟県・新潟市に日帰り温泉施設の例
1,800 CFU/100mL(新聞報道;平成24年8月の事例;患者報告なし)
*IASR:国立感染症研究所感染症情報センター;病原微生物検出情報
NPO法人:浴衛協情報